公認会計士を撤退した後、実際どうなったのか。新しい一歩を踏み出した6人の話
「会計士にならなければ終わり」ではなかった
会計士試験を続けるか、撤退するか。迷っている間、頭のどこかにあるのは「もし撤退したら、この先どうなるのか分からない」という不安ではないでしょうか。
実際に撤退したあと、異業種へ進んだ人たちがどうなったのか。マナキャリでこれまで紹介してきた6人の話を、一度まとめて振り返ってみます。
6人が選んだ、それぞれの道
- 不動産営業へ: 「陽キャの営業マン」ではなくても、会計知識に基づく説明力で数字を残せた → 撤退してベンチャー企業のコーポレート職へ
- ITのカスタマーサクセスへ: 合格実績ではなく、「行き詰まった状況にどう向き合ってきたか」が評価された → 撤退後、IT企業のカスタマーサクセス職へ
- メーカーの管理部門へ: 経理の実務経験がなくても、「数字を読む力」そのものが武器になった → メーカーの管理部門で「数字を読める人」に
- 金融機関へ: 年齢に対する実務経験のなさより、財務諸表を読む力が評価された → 金融機関の法人営業としての再出発
- 人材業界のキャリアアドバイザーへ: 「迷い続けた経験」そのものが、求職者に寄り添う力になった → 人材業界のキャリアアドバイザーに
- ベンチャー企業のコーポレート職へ: 大手で壁になった「実務未経験」が、少人数の会社ではむしろ強みになった → ベンチャー企業のコーポレート職へ
業界も、選んだ理由も、まったく違います。共通しているのは、誰一人として「会計士にならなかったから終わり」にはならなかった、ということです。
6人に共通していたこと
改めて振り返ると、6人にはいくつか共通する点がありました。
- 最初は全員、「実務経験がないこと」を不利だと思っていた。 けれど実際には、学習してきた知識や姿勢そのものを評価してくれる場所が、業界を問わずどこかにありました
- 撤退した直後は、全員が「今までが無駄になる」という感覚を抱えていた。 それでも今は、その経験を自分の言葉に翻訳して、次の仕事で使えています
- 一人で抱え込み続けた期間より、動き出してからの方が早く道が見えた。 情報を集める、話してみる、応募してみる——動いたことで次が見えてきたという点も共通していました
次の一歩を踏み出すために
この6人も、最初から今の道が見えていたわけではありません。撤退を決めた時点では、次に何があるのか分からないまま一歩を踏み出しています。
続けるか撤退するかでまだ迷っている場合は、判断軸をまとめた記事を。すでに撤退を考えている、あるいは撤退した後の一歩を探しているなら、まずは今の状況を話してみることから始めてみてください。